あなたはもしかしてロボットですか?と突然聞かれて気分が良いという人は、いなくはないと思うけどあまり多くはないと思います。
しかも強制的に橋を選ばされたり自転車を選ばされたり、たぶんがんばれば外国の標識に詳しくもなれる、そういう日々からも解放される日がついにやってくるらしいです。
Turnstileの仕組み
@ITで紹介されていたので転載させていただきます。
Turnstileでは、チェックボックスを確認する行為自体に重きを置いていない。重要なのは、ユーザーがチェックボックスを確認している間に解析しているバックグラウンドデータだ。
Turnstileはブラウザ内テストを実行した後、ブラウザの特性やネイティブブラウザAPIをチェックし、小さいテスト(例: プルーフオブワークテスト、プルーフオブスペーステスト)に合格するよう要求することで、botを発見する。
@IT
さらに詳細な説明もされているので、興味のある方は元記事を読んでみてください。
自分はイマイチよくわかりませんでしたが、あのバスを選んだり標識を選んだりするのはやめて、ブラウザ(ChromeやEdge)のおそらく状態的なものを調べて人かロボットか判別する仕組みではないかと思われます。
さらにTurnstileの仕組み
WIRED.jpでも紹介されていたので転載させていただきます。
「Turnstileは、PCからウェブサイトに送られてくる信号に対して、こうした判別をしているのです。この信号のなかには、みなさんが使っているブラウザーがウェブサイトにアクセスする際に使っているデバイスの情報などが含まれています。機械が人間のユーザーになりすましているほとんどの場合は、こうした情報の一部が欠けています。つまり、ウェブサイトに送られてくるリクエストには、ちょっとした“違和感”が検知されるのです」
WIRED.jp
ブラウザ閲覧だけしているように見えて、裏でデータを送受信していたり、マウスの動きなどを感知していたりするんですよね。
作った人でないとわからない部分がほとんどだとは思いますが、WEBサイトをReactなどで作れる人だったらなんとなくそれでできそうだなという感じはすると思います。
CAPTCHAから解放される喜び
WIRED.jpの記者さんも書かれていますが、画像が選べたときでもイライラするのに、バスを一個選び忘れていたとか標識の棒も入るのかわからなくて間違えたときのストレスは確かに独特なものがあります。
Turnstileが当たり前になって何年か経ったら、なんであんなことをしていたのだろうと笑い話にもなりそうですけど、Turnstileの仕組みとかはあまり詳しく知らない方が幸せなのかもしれない、というウワサもあったりなかったりします。。